仏教の開祖であるお釈迦さまは、前5世紀頃の4月8日にネパールのルンビニでご降誕されました。生まれたときに龍が現れ頭から水を灌いだという伝承から像に甘茶をかけてお祝いします。(灌仏会(お花まつり))生まれてすぐに7歩歩き、右手を天に「天上天下唯我独尊」(意味=生けるものは全て尊い命を持つ尊い存在である)と申されたそうです。お釈迦さまは偉大ですね。もし誕生されてなければ、仏教は存在していませんし、日本もアジアも歴史や文化等は大きく変わっていましたでしょう。
4月6日、法性寺では写経の会が開かれました。参加していただきました皆さまには、甘茶を灌いでご生誕をお祝いしていただきました。一字三礼(さんらい)という言葉がありますように、皆さまは丁寧に心を込めて写経してくださいました。功徳甚多。
写経後のティータイムは、抹茶を点てたり雑談したりと楽しいひと時を過ごしていただきました。ありがとうございました。次回の写経の会は、6月15日(土)10時~12時を予定しています。
●写真①②法性寺の桜。今が満開。③④法性寺のお釈迦さま像。⑤お釈迦さま生誕地ネパールのルンビニにあるブロンズ像です。10年前に撮ったもの。⑥現在はネットで見ると黄金色に塗られています。⑥写経の会の様子です。