先日8日は、お釈迦さまの御降誕日(灌仏会、花まつり)でした。お釈迦さまのご生誕像に甘茶を灌ぎ、お祝いしてから、写経に打ち込みました。
甘茶でお祝いすることも写経に専念することもお釈迦さまの心により近づくことができるよい機会ですのでありがたく行いました。
私たちの仏さまへの願いと、仏さまが応じてご利益を施し救いの手をさしのべて下されば(“感応道交”)素晴らしいことです。
終了後は、お茶を飲み雑談して楽しく過ごせました。
最近は、筆を使うことは稀になってきました。筆記用具さえも使わず、タイピングや音声で文章入力できるようになってきまして技術の進歩・変わりように驚かされています。
●写真 ①写経の会の様子。②③お釈迦さまは、生まれてすぐに立たれて「天上天下唯我独尊」と唱えられました。その時、龍が天から清浄の水をかけられたということから甘茶を灌ぎお祝いをします。④法性寺の境内。⑤~⑧以前、本山妙満寺に掲げられてありました金泥写経作品の「寿量品第十六」です。写真は後ろになるに従って拡大してます。お釈迦さま図もお経文です。文字数を数えてから、きちんとおさまるように完成されていますのですごいです。いつも拝んでいます「自我偈」は、寿量品の最後尾の最も大事な部分です。⑨本山大書院。⑩⑪釈迦如来・多宝如来が下方に並坐されているこの塔も、すべて経文でできています。芸術作品です。