立春を過ぎ、草木を見てもごく僅かずつですが、春に向かっているのを感じられて嬉しく思います。
先日、お寺では写経の会が開かれました。写経は、丁寧に気持ちを込めて写すことが大事で、上手下手は問題ありません。
一方、私は美しい芸術作品を拝観するのが大好きです。書作品もそうですけど、感動することが多いです。
5年前、私が中国曲阜市にある儒家の始祖で『論語』でも有名な孔子さまのお墓(孔林)にお参りに行った時、売店の店先ですらすら書かれていた店員さんがすごく上手だったことを覚えています。流麗で素晴らしい字に驚かされました。
●写真 ①②孔子墓近くのお土産屋店で筆を走らせていた店員。淡々とされており尊敬いたしました。③隣の飴屋。楽しそう。④⑤孔林に至る道。お土産屋が続く。⑥⑦孔子さまのお墓。⑧孔林 =孔子一族の墓地。広大な敷地で10万人以上の孔子の子孫のお墓があります。⑨埋葬に向かう車。⑩法性寺写経の会の様子。