大震災に備えて

11年前の今日、東日本大震災が起きました。皆さまもまだ記憶に新しく忘れることができないことと思います。地震も津波も原発事故も未曽有の大惨事で、多くの街が丸ごと被災して住めなくなりましたし沢山の方々の命も奪われました。衝撃的でした。街の復興や放射性廃棄物処理等、まだまだ解決できていない問題が山積しています。

 

 とにかく日本は、4枚のプレートがせめぎ合う「地震の巣」といわれる位置にあり、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込み続けていますので、地震から逃れることはできません。 

 

法性寺のある千葉県付近の今後30年以内のマグニチュード7程度の地震発生確率は、なんと80%程度ということです。今すぐ起こっても不思議ではありませんので怖いです。起こらなければ、さらにエネルギーが蓄積されてしまうでしょうし誠に困った境遇です。 

 

そういうわけで私たちは、普段から防災の備えをしておかなくてはなりません。家具類の転倒防止対策、消火の備え、非常用品(持ちだしバッグ、貴重品、ラジオ、衣類、チリ紙等々)の備え、食料・飲料の備え、避難ルート等々。

あと大事なことは、仏さまに日頃から祈り続けることでしょう。

 

★“花は咲く”(東日本大震災の復興応援ソング) 数年前に、法性寺のお会式でキミリコの皆さまが演奏して下さった時のもの。 

●写真①~⑥地震動予想地図種々。⑦富津市の高齢者世帯に配られた「命をつなぐ」保存食(3日分)、5年キープセットの中身。⑧防災備品の例イラスト。

 

私は、3年前の大台風のときの経験で、準備してなくては餓死する人も確実にでてしまうと思いました。お店に食料が全くなくなってしまっていましたから。特に大都会で水・電気・ガスが止まり、流通路が寸断されてしまったらどうなりますでしょう。