皆さまご存知の通り、ロシア軍が一昨日からウクライナに侵攻を続けています。今は、首都キエフに迫り、陥落は時間の問題といわれています。世界中の人々は、この不当な侵攻に恐怖を覚え嘆き悲しまれていると思います。
まさか、現代において世界大戦時のような大規模侵攻がおこされるとは。平和の祭典オリンピックに参列し拍手していたばかりのプーチンが、大量のミサイルや戦車隊を駆使し、隣国への介入を平然とやってのけるとは。「隣人愛」、「敵をも愛せ」と主張しているキリスト教の国がなぜと、皆さまも怒りを感じておられるはずです。
経済制裁でロシアの暴走を止めさせようと西側諸国は言っていますけど、どれほど効果があるのでしょうか。私達は今は、ただウクライナ軍が反撃しロシア軍を撤退してくれるのを願って見守るしかありません。
こうした侵攻を仕方ないと認めてしまうようなことがもしあるならば、中国や北朝鮮も同様な行動をしてくるかもしれません。台湾や韓国、日本でさえも、あのように大量のロケット弾を各所に一斉に打ち込まれてしまったのでは、為す術がありません。今の武器は、核をはじめ威力がとてつもないので怖いですね。
とにかく私たちは、争いのない平和な社会を維持できますように願い祈り続けましょう。
★“花はどこへ行った” where have all the flowers gone ?
アメリカのフォーク歌手ピート・シーガーが、コサック(ウクライナ)民謡の歌詞にヒントを得て1955年に作った曲。多くの歌手が歌って広まりましたが、ここでは、最初にヒットさせたグループのキングストントリオの歌を選びました。
歌詞の内容
「花はどこへ行った 少女がつんだ」→「少女はどこへ行った 男のもとへ嫁に行った」→「男はどこへ行った 兵隊として戦場へ」→「兵隊はどこへ行った 死んで墓に行った」→「墓はどこへ行った 花で覆われた」と続く。最後には必ずWhen will they ever learn?「いつになったらわかるのだろう」という言葉で締められています。「戦争がいつまで繰り返され、いつになったらその愚かさに気づくのか?」という反戦メッセージソングです。戦争を絶対に止めようという思いが込められています。
写真①②ゲルニカ(絵画)。スペインの画家ピカソが、ドイツ軍によって無差別爆撃を受けたスペイン北方の街ゲルニカの惨事を1937年に描いたもの。反戦絵画のシンボル。③侵攻するロシア戦車隊。「ロシア、殺し屋、恐ろしや」なんて、、。