夜も多くの信者が、お釈迦さまがさとりを開かれた場所の菩提樹の下に集まりお祈りをささげていました。
Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi ブッダン サラナン ガッチャーミ 《パーリ語》
私は、仏陀(ブッダ)に帰依します。
Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi ダンマン サラナン ガッチャーミ
私は、法(ダンマ)に帰依します。
Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi サンガン サラナン ガッチャーミ
私は、僧伽(サンガ)に帰依します。
上の三帰依文は、世界中の仏教徒なら上座部仏教徒でも大乗仏教徒でも、また2000年以上前の信者でも現在の信者でも唱える大事な偈文です。お釈迦さまのブッダと、ブッダの説かれた真理=法(ダルマ)と、実践・修行する主体の教団(サンガ=僧伽)を帰依しますと明らかにし、そして、布施、功徳をつみ、聞法して自らの心を清め、精進を重ねます。