インド・ネパール国境  India Nepal Border Sonauli

お釈迦さまの生誕地であるネパール国のルンビニに、インド国から陸路で訪れるときに越えるのが、ソナウリ国境です。この国境は、両国にとって重要な国境出入口のひとつですけど、雰囲気は昔ながらの田舎の検問所という感じです。国境には、両国側にそれぞれのゲート(門)とイミグレーション(出入国管理)オフィス等があり、その間は、約50m幅の緩衝地帯がずっとつくられていました。現地の人々は自由に往来できますが、外国人はヴィザを取得してスタンプを押してもらう等、厳密な出入国手続きが必要です。

 

私は、国境に興味をもっています。それは場所によって緊迫状態であったり平和であったりと色々ですし、また国境線を越えると、違った国民・伝統・文化等に出会えておもしろいからです。

 

 

写真①インドの国境ゲートと②イミグレーション。③ネパールのゲートと④イミグレーション。⑤緩衝地帯。左がインドで右がネパール。⑥緩衝地帯から見たネパールゲート。⑦インド側国境の街。早朝、皆で掃除していました。⑧客を待つリクシャーマン。⑨昼頃、ネパールに向かうトラック群。

 

私は夜中に国境に到着しました。⑩夜道。⑪泊まったバンガロー。(他にお客はなし。この国境の街にはこれ以上の立派な宿舎はありません。夜は真っ暗で、まるで“幽霊屋敷”)。⑫部屋は5wぐらいの電球がひとつと映らないTVがあり、すぐに停電しました。一泊約二百円。⑬⑭街の食堂での夕飯。